愛知大学野球秋季リーグの結果とプロ野球ドラフト指名選手の紹介

2024年の愛知大学野球秋季リーグが全日程を終えました。

最終節では、中京大が敗北した時点で名城大の優勝が決定しました。そのため、その後の注目は、2位チームがどこになるのかに移りました。

この時点で2位の可能性を残していたのは、中京大・中部大・愛知学院大の3チームでした。そして、最終的に2位に滑り込んだのは中部大でした。

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最終節 2位に滑り込んだのは…

最終節、中京大と中部大の対戦は予想通り、1勝1敗で3戦目までもつれ込む熱戦となりました。このような優勝や順位が懸かった試合では、私の経験上、なぜか2連勝という結果は少なく、接戦が多い印象があります。

特に印象的だったのは、第2戦のスタメン発表で中部大の主力選手である清水智裕選手の名前がなかったことです。この時点で彼はベンチにも入っておらず、驚きが広がりました。しかし、中部大はその状況下でも粘り強く戦い、タイブレークの末に勝利を収めて1勝1敗に持ち込みました。

第3戦では清水選手が復帰しましたが、彼のポジションはDH(指名打者)でした。この背後にどのような事情があったのかは外野からは分かりませんが、代役として出場した薬師寺颯樹捕手の活躍を称賛すべきでしょう。正直なところ、清水選手不在で中部大が苦戦するのではと予想していましたが、薬師寺選手はその期待を上回るパフォーマンスを見せ、チームを勝利へと導きました。

その勢いのまま中部大は、愛知学院大とのプレーオフも制し、見事に2位の座を手にしました。まさに最後の最後で滑り込んだ形でしたが、チーム全体の粘り強さが際立つ結果でした。

中部大、実は2000年に1部に昇格してから現在まで一度も2部落ちしていない唯一のチームなんですよね…。
この秋のリーグも序盤でつまずき下位に沈み、最下位もありえる展開でしたが、あれよあれよという間に勝ち上がり、最終的には2位に滑り込みました。
優勝回数こそ多くはありませんが、他チームが一度は2部落ちを経験している中、中部大だけが2部落ちしていないという、しぶといというか、不思議というか、ちょっと面白いチームですね…。

愛知大学野球秋季リーグ1部の最終成績は以下の通りとなります。

順位チーム試合数勝利数敗戦数勝点勝率
1名城大13853.615
2中部大13763.538
3愛院大13763.538
4愛工大12663.500
5中京大14772.500
6東学大13491.308
※2位3位は、プレーオフの結果

東海地区・北陸・愛知三連盟代表大学野球王座決定戦

第20回東海地区・北陸・愛知三連盟代表大学野球王座決定戦は、今年はパロマ瑞穂球場で行われます。
第55回明治神宮野球大会への出場をかけた戦いでもありますので、熱戦が期待されます。

2016年からは三連盟の優勝チームと、開催地区の2位チームの合計4チームが出場する形に変わりました。今年は愛知での開催ですので、その恩恵を受けて中部大は2位での出場ということになります。
大会は、11月2日(土)と11月3日(日)にパロマ瑞穂球場で行われます。
また、王座決定戦はLocipoにて配信されるそうです。

優勝予想は、はっきり言って難しいです。
一発勝負のトーナメントですし、去年までの対戦を見ていても本当にわかりませんからね…。

ここは、地元愛知の名城大か中部大に頑張ってほしいですね!!

愛知大学野球連盟所属選手のドラフト指名

2024年10月24日(木)にプロ野球ドラフト会議が開催され、新人選手69名と育成選手54名が指名されました。
愛知大学野球連盟所属のチームからは6名がプロ志望届を提出していましたが、愛知工業大学の中村優斗投手が東京ヤクルトスワローズに1位指名されました。1年目からの活躍を期待しています!!
今年指名されなかった選手も、社会人野球など次のステップで頑張ってほしいと思います。

個人的に応援していた樋口新投手は、勝利にはなかなか恵まれませんでしたが、確か防御率では1位だったと思います。素晴らしい成績ですね!!
樋口投手はプロ志望届を提出していませんでしたので、もう既に就職先(社会人野球?)は決まっているとは思いますが、2年後、中村優斗投手の後を追って、ドラフト指名が期待されますね!?

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