2024年の秋季東海地区高校野球大会開幕! 来春の選抜高等学校野球大会の出場校を巡る戦い!?

先日(2024年10月8日)抽選会が行われ、いよいよ10月19日(土)より秋季東海地区高校野球大会が静岡県にて開幕します。会場は、草薙総合運動場野球場とちゅ~るスタジアム清水(旧清水庵原球場)にて行われます。

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秋季東海地区高校野球大会の出場校は?

東海地区大会では愛知・岐阜・三重・静岡の4県から各県上位3チーム、合計12チームが優勝を目指します。名目上は明治神宮野球大会への出場権をかけての戦いですが、来春の選抜高等学校野球大会の東海地区代表の座3枠を選考する際の参考資料となる重要な大会ですので、熱戦が期待できます。
出場校は各県ごとに以下の通りです。

愛知県岐阜県三重県静岡県
至学館大垣日大海星常葉大菊川
中京大中京中京菰野掛川西
名古屋たちばな岐阜第一宇治山田商業聖隷クリストファー

春の甲子園大会(選抜高等学校野球大会)は過酷です。
夏の甲子園大会よりも少ない出場チーム数、夏の大会が終わって新チームになってすぐに始まる秋季大会予選、そして、県大会で優勝したからと言ってウカウカしてられない、3位のチームも虎視眈々と代表の座を狙っており、毎年のように悲喜こもごも熾烈な戦いが繰り広げられます。
また、これも難しい点ですが、この東海地区大会は選考する際の参考資料に過ぎないということです。過去には東海地区大会で準優勝しながらも代表に選ばれなかった学校もありました…。

以前、準優勝しながら春の甲子園代表に選ばれなかったのは、静岡の聖隷クリストファーであり、選ばれたのはベスト4に止まった岐阜の大垣日大でした。
当時、静岡の2校を避けたのではないか、あるいは忖度があったのではないかと、ネット上で炎上したこともありました。明確な理由は公表されませんでしたが、高校生らしくないプレーが原因ではないかとの見方もありました。

東海地区大会は「参考資料に過ぎない」という認識があるため、準優勝したからといって必ずしも選ばれるわけではないことは理解しています。しかし、選考の透明性や選考基準の明確化は必要だと思います。
今回、奇しくもこの2校とも秋季大会に出場しますが、不可解な選考はもうやめてほしいですね…。

各校の戦力分析

では、簡単に各校の戦力分析を行ってゆきたいと思います。

愛知県1位:至学館

愛知県大会決勝で中京大中京を下して初優勝を果たした強力なチームです。1年生エースが注目で攻守のバランスが取れたチームとなっています。

愛知県2位:中京大中京

言わずと知れた愛知4強の一角、今年の夏の甲子園大会にも出場している強豪校で、その経験は秋にも生かされているのではないでしょうか。攻守のバランスが取れていますが、やはり投手力が安定しています。

愛知県3位:名古屋たちばな

学校名を変更してから快進撃が続いていて、秋季大会でも3位に滑り込みました。ダークホース的な存在で、粘り強さを発揮してほしいですね。

岐阜県1位:大垣日大

9年ぶりの県大会優勝で選手たちは自信がついたのではないでしょうか。自分たちの粘りの野球を見せて欲しいですね。

岐阜県2位:中京

岐阜県大会の決勝戦では後れを取ったものの、堅実な守備と安定した投手力を誇り、東海大会では更なる活躍が期待されます。

岐阜県3位:岐阜第一

県大会の3位決定戦では終盤までリードを許しながらも逆転勝利を収めました。粘り強さを発揮して上位進出を狙います。

三重県1位:海星

1年生エースなど若い選手が多いです。守備と打撃の両面で強さを発揮していて、東海大会でも期待できます。

三重県2位:菰野

夏の甲子園大会出場メンバーが多く残っており、攻守にバランスの取れたチームです。県大会の決勝では敗れはしたものの東海大会では力を発揮しそうです。

三重県3位:宇治山田商業

堅実なプレーに加え、2枚看板の投手が力を発揮すれば面白いチームです。

静岡県1位:常葉大菊川

打線が強力で、投手陣も安定しています。特に攻撃力に注目しています。東海大会でも上位進出を期待しています。

静岡県2位:掛川西

夏の甲子園大会出場経験を生かし、さらに成長を遂げているようです。投手を中心とした安定したチーム力を誇ります。

聖隷クリストファー

堅実なチームに仕上がっています。特に投手力が高く、若い選手も多いので、成長が期待されます。

上位予想…

勝手な上位予想をしたいと思います。

優勝候補としては、中京大中京常葉大菊川を上げたいと思います。
中京大中京は、やはりその伝統ですか、愛知の県大会では敗れましたが、地力はあると思いますので、ここ一番の勝負所でやってくれるのではないかと期待しています。
常葉大菊川は、打撃陣も投手力も一つ頭抜けているのではないかと思います。

ダークホース的な存在としては、名古屋たちばな菰野でしょうか。
名古屋たちばなは勢いですね。何かやってくれそうな期待感があります。
菰野は夏の甲子園大会出場メンバーが多く残っているということで、楽しみです。

ただ、正直なところ高校野球の予想は難しいです。敢えて予想をしてみましたが、全然自信はありませんし、12チーム全てのチームに優勝の可能性があると言えます…。
選手の皆さんには、悔いを残さない全力プレーを期待しています!!

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