プロ野球ドラフト指名選手も出場する社会人野球日本選手権2024が10月29日(火)~11月9日(土)の日程で京セラドーム大阪にて行われます。
東海地区の出場チームは
東海地区の出場チームは、今年は以下の6チームとなっています。
チーム名 | 出場決定大会 |
---|---|
日本製鉄東海REX | JABAベーブルース杯優勝 |
トヨタ自動車 | JABA九州大会優勝 |
ヤマハ | JABA東北大会優勝 |
三菱自動車岡崎 | 東海地区予選第1代表 |
JR東海 | 東海地区予選第2代表 |
王子 | 東海地区予選第3代表 |
社会人野球日本選手権へは東海地区予選で3チームが選出されます。
2022年などはJABAの予選大会で東海地区のチームが1チームも出場権を獲得できずに、東海地区予選の3チームのみの出場にとどまるということもありましたが、今年はJABAの予選大会で3チームが出場権を獲得しましたので、合計6チームが出場することになりました。
東海地区の出場チームの分析
日本製鉄東海REX
夏の都市対抗は出場できませんでしたので、今大会に期するものはあると思いますが、エースの吉川大翔投手の出来次第でしょうか…。
トヨタ自動車
出場チーム最多6回優勝のトヨタ自動車は、エースの嘉陽宗一郎投手や増居翔太投手ら投手陣は盤石です。2回戦敗退となった都市対抗の悔しさをバネに上位進出、そして優勝を狙っていると思います。
直前のJABA伊勢・松阪大会は勝ち上がるかと思っていましたが、予選で敗退しました。引きずらなければ良いんですが…。
ヤマハ
エース佐藤廉投手ら投手陣の出来が鍵を握ると思います。奇しくも初戦の相手は、夏の都市対抗でコールド負けした明治安田!! 夏の雪辱を晴らして、勢いをつけたいところでしょう。
直前のJABA伊勢・松阪大会では準優勝しましたので、弾みになりそうですね。
三菱自動車岡崎
秋山翔投手の出来が大きな鍵を握ると思います。夏の都市対抗、初戦でコールド負けした雪辱を期したいところです。
直前のJABA伊勢・松阪大会は、トヨタ自動車と同様イマイチパッとしませんでしたので、調子を落としてなければ良いのですが…。
JR東海
夏の都市対抗では出場を逃しましたが、補強選手として11名が選出されました。
それだけ地力のあるチームであることは間違いありませんので、今大会には期待したいですね。
王子
主力野手2人をケガで欠いている状態ですので、正直難しいです。
直前のJABA伊勢・松阪大会でも課題が多かったようで、修正は難しいかも…。
投手陣の中では、長年王子を引っ張ってきた近藤投手にかわる投手の出現が必要ですが…果たして???
大会に出場するドラフト指名選手
社会人野球日本選手権2024に出場するドラフト指名選手は以下になります。
プロ野球ドラフトで指名され、来年からのプロ野球で活躍が期待される選手が見られるのもこの大会の醍醐味の一つです。
チーム名 | 指名 | ポジション | 指名チーム・順位 |
---|---|---|---|
三菱重工West | 竹田祐 | 投手 | 横浜DeNAベイスターズ1位 |
NTT西日本 | 伊原陵人 | 投手 | 阪神タイガース1位 |
ヤマハ | 宮崎竜成 | 内野手 | 千葉ロッテマリーンズ2位 |
三菱重工East | 山中稜真 | 捕手 | オリックス・バファローズ4位 |
ENEOS | 東山玲士 | 投手 | オリックス・バファローズ5位 |
NTT東日本 | 片山楽生 | 投手 | オリックス・バファローズ6位 |
この中で東海地区チームからドラフト指名された選手はヤマハの宮崎竜成選手のみとなり、ちょっと寂しい感じです…。
本大会での活躍を期待するとともに、プロ野球に入ってからの活躍を期待しています!!
優勝予想は…
優勝予想は難しいですが、各ブロックを勝ち抜いてくると予想されるチームを(勝手に)あげてみたいと思います。
Aブロックは、NTT東日本とトヨタ自動車が有力ですが、この2チームが2回戦で対戦する可能性があります。
Bブロックは、2度の優勝経験がある名門ENEOSが中心になるのではないでしょうか。
Cブロックは、ヤマハと東芝が有力です。この2チーム、直前のJABA伊勢・松阪大会でも決勝戦を戦い、その際は東芝が勝利して優勝しました。
この2チームが2回戦で再び対戦する可能性がありますので、楽しみですね。
Dブロックは、今夏の都市対抗を制した三菱重工Eastが中心と考えられます。
いずれにしろ、白熱した戦いが予想されますので、待ち遠しいですね!?
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