愛知大学野球秋季リーグ、大混戦の行方とドラフト1位候補の注目選手

愛知大学野球の秋季リーグも1か月が経過し、残り3節となりいよいよ佳境を迎えています。現在、リーグ優勝の行方は予断を許さず近年稀に見る大混戦模様です。

優勝の行方は大混戦

当初の予想では、ドラフト1位候補の中村優斗投手を擁する愛知工業大学か、春季優勝の中京大学が一歩リードするかと思っていました。しかし、ふたを開けてみると、飛び抜けたチームはなく、勝ち点2の上位3チームと勝ち点1の下位3チームが接戦を繰り広げています。
計算上、現在最下位の愛知工業大学にもわずかながら優勝の可能性が残されており、残りの3節は1試合たりとも見逃せません。
優勝候補の一角と予想していた愛知工業大学が現時点で最下位にいることは驚きです。中村優斗投手が（ドラフトに備えてでしょうか）各節1試合しか登板していないことも影響しているかもしれませんが、他の投手陣も健闘しており、各チームの実力が拮抗していることが浮き彫りになっています。

残り3節、優勝争いは1試合ごとに重要性を増しており、目が離せませんね。

次節は正念場

次の試合は10月5日(土)にパロマ瑞穂球場にて行われます。愛知工業大学は1敗でもすれば優勝の望みが絶たれるため、2連勝を目指すことが必須です。
一方、現在トップの名城大学も、油断すれば優勝を逃す可能性があります。いずれにせよ、熱戦が期待されるところです。

本当に優勝の行方は混とんとしていて誰にも先が見えない状況ですが、私の勝手な予想としては、名城大がこのまま優勝するのではないかと…現在、トップに立っていることもありますが、勝率が良い（現在5勝2敗）ので勝ち点で並ばれても何とか逃げ切れるのではないかと思っています（ありきたりな予想ですみません…）。

いずれにしても今週末の試合が優勝の行方を占う重要な1戦であることは間違いありませんので、注目です!?

ドラフト1位候補の注目選手

また、愛知大学野球1部チームにはプロ志望届を提出した選手が6名在籍しています。

愛知大学野球1部のチームに所属の選手でプロ志望届を提出した選手

学校名	氏名	ポジション	出身高校
愛知工業大	中村優斗	投手	諫早農業
名城大	岩井天斗	投手	享栄
愛知学院大	末田龍祐	捕手	大分商業
愛知学院大	瀧野真仁	外野手	岐阜中京
中京大	渡邉都斗	投手	至学館
中京大	岸田明翔	捕手	松山聖陵

中でもドラフト候補の筆頭は、何と言ってもドラフト1位候補の中村優斗投手です。彼のピッチングをバックネット裏で間近に見られるのは今だけかもしれません。
私も、今はプロ野球で活躍していて日本代表の中心メンバーとなった源田壮亮選手や栗林良吏投手をバックネット裏から間近に見てきました。源田選手の華麗な守備や栗林投手のノーヒットノーランを現場で見た記憶が今でも鮮明に残っています。

入場料は一般1,000円ですので、ぜひパロマ瑞穂球場まで足を運んでみてください！